かぼちゃ

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      認知症患者の入浴拒否は、記憶障害などの症状による動作困難や恥、不安といった理由があります。 本人がどうして入浴を嫌がるかを知り、納得してもらうことが大切です。 強要ではなく、優しい言葉かけでお風呂を楽しんでもらいましょう。認知症になると、お風呂や裸になることへのマイナスイメージや記憶違いなどの理由から、入浴を拒否する人は多いです。 介護する側から見れば非常にやっかいな入浴拒否ですが、本人なりの理由に配慮しつつ、入浴へと誘導することが求められます。 ただ、どれだけ工夫をしても、本人が頑なに拒否して入浴介助がうまくいかないこともあります。認知症の利用者さんが 入浴を拒否した場合、職員が強引に実施しようとするのは厳禁 です。 二度と入浴したいと思わなくなるおそれがある ので、本人の気持ちに寄り添うスタンスを見せる必要があります。 自然な形で促す場合でも、 あくまでも最終決定は本人にゆだねることがポイントです。

      「入浴したい」という思いがなかったり、入浴という行為の理解が難しい場合は誘導がとても難しいですよね。
      入浴の必要性を理路整然と説明するよりも、感情の快・不快を大切の方が大切になるため、入浴という言葉に否定的な反応を示す利用者には、入浴という表現を避けることも重要です。「入浴する(もしくは、浴室へ行く)」というストーリーを意図的につくることで、誘導が成功することもあります。

      それぞれ人によって、様々な背景があり人によって誘導の戦略が変わってくるのです。
      例えば、「腰の痛みは温めるとよくなるらしいよ」「ちょっと散歩しよう」と言って話しながらお風呂に誘導する、「健診だから服を脱いで体重を測ろう」など。
      いろいろ試してみて、ご本人にとってしっくりくる理由が出てくるかもしれません。

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